♪♪初日10月18日(土)午後『遺言』について司法書士の桑瀬登起子さんによるワークショップ♪♪

COS下北沢ならではの勉強会、過去三回の講座を駆け足でおさらい。そして暮らしの法律相談、4回目。

Exif_JPEG_PICTURE

今回は参加者が実際に『遺言』の一部を書いてみました。

遺言と言えば、不動産だ、預貯金、有価証券だちょっと、他人様にははばかられるようなイメージ。参加者はおっかなびっくりでしたが、そうではなく、自分のお宝(財産)の物語(歴史)を譲りたい人(相続人)に想いを伝えること・・・とアドバイス。

そこで、参加者のO氏は若かりし頃の思い出が一杯の一本の万年筆の物語、Iさんは母の形見の珊瑚の指輪物語を、Kさんは、自作の絵にこめた想いを、そのほかの参加者もそれぞれ、譲りたいものと譲りたい人への想いを書いてみました。

自分の一生の中でのお宝(財産)探し、相続人の誰にそれを譲りたいか、きちんと想いを伝るために自分でお宝物語(歴史)を口にしてみる、書いて みる、そんな作業でした。そして、それがきちんと法的に有効であるための法的用件も教えていただいたのです!

もちろん財産は多種多様、たくさんある人もな い人もあるでしょうが、まったく無いなんてことはないこと、桑瀬さんが2012年2月の初回、『長寿社会となった今、自分らしく生きること、自分らしく一生を 終えること。誰もが切に望んでいることですが、さて、そのための準備は… 』と切り出されたのですが、ようやく着地点が見つかったような気がしました。

注)今までの老後を支える新しい法律や制度を一緒に学ぶ連続講座@COS下北沢

 第一回目 『法律を予防的に使いこなそう!』 2012年 2月

 第二回目 『成年後見制度をまなぶ』 事例紹介他 2012年11月

 第三回目 『正しく知って、有効活用!-終のデザイン-遺 言』 2013年3月